5つ押さえればプロ並みに、スマホカメラのキホン
「綺麗な写真が撮れない!」
「企業のホームページやパンフレット等で使えるような写真が欲しいけど、プロに依頼しないといけない?!」とお悩みのそこのあなた。
魅力的な写真はプロのような高価な機材がないと、撮れないとお思いではないですか?
こちらの写真、実は素人がスマートフォンで撮った写真なんです。
この記事を読むとこんなプロのような写真があなたも撮れるように…?!
意外と知らないスマホカメラの上手な使い方を覚えて、商業写真を自分で撮ってみませんか?
本記事では、写真がブレにくくなるスマホの持ち方〜簡単なアングルテクニックなど、すぐに使える手元操作のキホンをお教えします!
スマホカメラ持ち方のキホン
スマホカメラで撮影するとき、どんなふうにシャッターを押していますか?
構え方やシャッターの押し方といった「キホン」を知るだけで、写真はもっとステキになります。
片手でスマホを構えると、手ぶれが起きやすくなり雑な印象を与えてしまします。
手ぶれ・落下防止のために、両手でしっかりと持って構えましょう。
スマホカメラで撮影するとき、画面上のシャッターボタンを押していませんか?
スマホカメラには、ボタンから指を離したタイミングでシャッターが切れる特性がある為、このやり方だと手ぶれが起きやすくなってしまいます。 実は、スマホの本体側面にある音量調整用の+−ボタン(右2枚の赤枠の所)でもシャッターを切ることが可能で(※機種によって、機能がないものもあります)、この機能を使うとシャッターを切る瞬間まで両手でしっかりと構えることが出来るため、より手ぶれが起きにくくなります。
フラッシュのキホン
撮影時、フラッシュは「オフ」にしておきましょう。
左がフラッシュを使用せず自然の光のみで撮影した写真、右がフラッシュを焚いた写真です。フラッシュを焚いた写真は陰影が濃く、本来の色味が損なわれてしまっています。また、暗い場所での使用もフラッシュの光が強過ぎると被写体が白くぼやけてしまうことがあります。
光は写真の感情や質感を大きく左右します。自然光は柔らかく、被写体を自然に美しく見せてくれる効果が…!屋内では光の入る時間帯に窓の近くで撮影し、屋外では太陽が直接被写体に当たらないようにしましょう。朝早くや夕暮れ時の「ゴールデンアワー」は特に美しい光が得られます。
カメラアングルのキホン
カメラのアングル(位置・角度)は、
・「アイレベル」=目線の高さ
・「ハイアングル」=目線よりも高い位置(見下ろす角度)
・「ローアングル」=腰の位置よりも低い位置(見上げる角度)
の3つが基本です。
左がアイレベルで撮った写真、右がハイアングルで撮った写真です。
アイレベルに比べ、ハイアングルでは画に立体感が生まれ、花壇の彩りもよく見えるようになりました。
左がアイレベルで撮った写真、右がローアングルで撮った写真です。
ローアングルでは、アイレベルよりも奥行きが生まれ、距離感が強調されました。
このように高さに変化をつけるだけでも印象がガラリと変わります。また、高さを強調したいとき、迫力のある画に見せたいときにも効果があります。
フォーカスのキホン
鮮明なフォーカスは写真に深みが出て端正なイメージを与えます。 スマートフォンのカメラはタッチで簡単に焦点を合わせることができます。 (※機種によって、操作方法が異なる場合があります。)
撮影したい被写体を画面の中心に置き、画面をタップして焦点を合わせます。ズームを使う場合は、画質が低下しないように注意しましょう。
撮影環境のキホン
さてスマホカメラの基本は押さえたしこれでバッチリ…?
ちょっと待ってください!せっかくテクニックを覚えても背景が整っていないと台無しです!
こちらの2枚を見比べると一目瞭然ですね!左側の背景がごちゃごちゃと散らかっていて、視線が散らばってしまい被写体が際立たなくなっていますね。
このように、シンプルな背景は被写体を際立たせます。
以下のポイントに注意しましょう。
- シンプルな背景:
目立たせたい被写体を強調するために、シンプルな背景を選びましょう。
明るい無地の壁や単色の布を使うのもいいでしょう。 - 被写体との対比:
背景と被写体の色や質感の対比を考えながら、美しいバランスを見つけましょう。
終わりに
直感的な操作で簡単に写真が撮れるスマホカメラ。
持ち方や構える位置を変えるだけでも、普段とは違うワンランク上の写真が撮れるはずです。撮影の際は、ぜひ意識してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。最後に、
「さらに撮影のテクニックをワンランクアップさせたい!」
という方に向けて、無料オンライン講座をご用意しました。
よろしければ是非一度ご覧ください。
今回のガイドを活用して、撮影の技術を磨き、自分だけの素敵な写真を残しましょう。